第49回つまずかない漢方講座
第49回目のつまずかない漢方講座です。
前回よりはじまった東洋医学概論。
その中でも炮製(ほうせい)という天然物を生薬にするための方法論について学んでいきました。
生薬というのは、生えてるのをただ引っこ抜いて乾燥しただけじゃなかったんですねぇ。
そして、今回はその続き
「本草学その②:炮製(ほうせい)・性味」
です。
性味は薬膳領域でもよく用いられる話ですが、臨床的な意義もあるので是非知っておいていただきたい内容です。
この機会に是非!!
生薬解説は、「朮その①」と題して白朮を取り上げます。
白朮と蒼朮。
前回の麦門冬と天門冬と同様に一字しか違わない両者ですが、果たしてその使い分けとは?
漢方薬においても白朮を用いるのか蒼朮を用いるのかは議論の多いところです。
実際のところどうなんでしょうねぇー。ご期待ください(^ ^
さて、つまずかない漢方講座では中医講座にありがちな理論の勉強はほとんどしません。
序文で志を立て、生薬を詳らかにし、『傷寒論』を読み進め(今回は概論)、漢方薬を飲む。という4段法です。(現在は東洋医学概論)
つまずかないよう細心の注意を払いながら、楽しくやっていきましょう。
当講座は系統講義ですが、途中から受講される方でも続けていると、必ず漢方臨床への道に踏み込める内容となっています。
講座の目標は
「実地応用のきく本質的な勉強の仕方をマスターすること」
です。
ご都合のよろしい方は、興味のあるご友人など招待しまくってどしどし御参加くださいね。
【会場】 小山台会館 205号室
東京都品川区小山4-11-12(http://www.koyamadai50.jp/access/)
【時間】 10時~12時半(大体13時、途中退出あり)
【参加費】 1000円 (当日支払い)