第50回つまずかない漢方講座
第50回目のつまずかない漢方講座です。
東洋医学概論を進めていますが、その中でも生薬の薬性理論について学んでいます。
炮製(ほうせい)という天然物を生薬にするための方法論についてと四気に関しては前回終わりました。
今回は五味の続き
「本草学その③:五味・昇降浮沈」
です。
五味は薬膳でも非常に重要でよく使う理論です。
というより、五味が分らないと薬膳のみならず湯液治療そのものが出来ないと言っても過言ではありません。
非常に重要なところなので、是非掘り下げて学んでいきましょう!
生薬解説は
「朮その②」
と題して前回の白朮に引き続き、今回は蒼朮を取り上げます。
白朮と蒼朮。
一字しか違わない両者ですが、果たしてその使い分けとは?
漢方薬においても白朮を用いるのか蒼朮を用いるのかは議論の多いところです。
実際のところどうなんでしょうねぇー。ご期待ください(^ ^
さて、つまずかない漢方講座では中医講座にありがちな理論の勉強はほとんどしません。
序文で志を立て、生薬を詳らかにし、『傷寒論』を読み進め(今回は概論)、漢方薬を飲む。という4段法です。(現在は東洋医学概論)
つまずかないよう細心の注意を払いながら、楽しくやっていきましょう。
当講座は系統講義ですが、途中から受講される方でも続けていると、必ず漢方臨床への道に踏み込める内容となっています。
講座の目標は
「実地応用のきく本質的な勉強の仕方をマスターすること」
です。
ご都合のよろしい方は、興味のあるご友人など招待しまくってどしどし御参加くださいね。
【会場】 小山台会館 205号室
東京都品川区小山4-11-12(http://www.koyamadai50.jp/access/)
【日時】 4月5日(日)
10時~12時半(大体13時、途中退出あり)
【参加費】 1000円 (当日支払い)