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つま漢

第54回つまずかない漢方講座

寒暖差が強くなってきましたね。
最近ではのどの痛みや咳をうったえられる方も増えてまいりました。
喉の弱い方には特に辛い時期に入っていくかと思います。
 
さて、そんな時節柄、喉や肺に良いとされる漢方薬は多々ありますが、今回はその中から「興味深い名前」という観点で選ばせて頂きました。
 
その名も
 
甘露飲(かんろいん)!
 
甘露寺?と思った方は、映画「鬼滅の刃-無限列車編-」を観に行きましょう。
甘露煮?と思った方はうちの八百屋で栗を買って甘露煮を作ってみてください。
 
いかにも甘くて艶やかな響きの漢方薬ですが、果たして想像通りの味なのでしょうか??そして喉の痛みには効くのか?!
ご期待ください。
 
そんな甘露飲をつくりつつ、今回の講座は以下の4本仕立てです。
・『傷寒論』の序文音読
・東洋医学概論(君臣佐使)
・生薬解説「枇杷葉」
・今回煎じる漢方薬・解説(甘露飲)
 
枇杷葉は前回の五味子同様、あまり出番の多い生薬ではありませんが、枇杷の葉灸や枇杷葉茶などが、現在でも民間的に用いられています。
調べてみると結構広範囲に使われている生薬の一つです。
甘い果実もまた絶品ですね。
秋の乾燥が強くなるこれからに合わせて、ひとつ勉強してみましょう!
 
さて、つまずかない漢方講座では中医講座にありがちな理論の勉強はほとんどしません。(今は東洋医学概論ですが…)
序文で志を立て、生薬を詳らかにし、『傷寒論』を読み進め(今回は概論)、漢方薬を飲む。という4段法です。(現在は東洋医学概論)

つまずかないよう細心の注意を払いながら、楽しくやっていきましょう。
当講座は系統講義ですが、途中から受講される方でも続けていると、必ず漢方臨床への道に踏み込める内容となっています。
講座の目標は
「実地応用のきく本質的な勉強の仕方をマスターすること」
です。
ご都合のよろしい方は、興味のあるご友人など招待しまくってどしどし御参加くださいね。
【会 場】てらす灸庵
     東京都大田区田園調布1-52-9-2階
【時 間】10時~12時(途中退出あり)
【参加費】3000円(一般)
     1500円(学生)

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